今回は大人気漫画『スラムダンク』の陵南高校監督の田岡について、ちょっと私が思っているところを書いていきたいなと思います。


ネットでよくみる意見の中に
「安西先生はけがをして傷心の三井をフォローしなかった。安西先生がもっと三井に構っていたら、三井はバスケを辞めなかった」
「安西に対して田岡は魚住が辞めそうになった時もちゃんと対話して魚住を引き留めた。自分だったら安西よりも田岡に指導してもらいたい」
こんなのがあります。

で、こんな意見から「田岡は才能がない部員にもしっかり対話して一人一人のことを考えてくれる良い先生だ」みたいな意見が生まれるわけです。



田岡が良い先生?そんなことありえないですから(笑)









 

まあ、三井の件に関しては安西先生も悪手だったなとは思いますよ。

過去に谷沢のことがあったとはいえ、もう少し三井の気持ちに踏み込んでよかったのじゃないかなと……





で、問題は田岡です。


才能がない部員にも気を掛けてくれる?

そんなわけないですよ。

だって、魚住の学年の部員、2人ですよ。

陵南程強い高校で一学年の部員が2人なんてあるわけないじゃないですか。

湘北みたいに突然変異でつよくなったならその可能性もありますけど、陵南はそうではないでしょうから。
(赤木が「仙道が来てから強くなった」と言っているシーンはあります。でもそれは決勝リーグに進出するレベルになったという話だと思います。もともと田岡が熱心に指導してたわけですから、仙道が来る前からベスト16ぐらいの力はあったでしょう。でなければ、田岡が相当に無能ということになってしまいます(笑))




一学年の部員2人ということは、相当な人数が辞めてるはずです。

そして、魚住のときのような田岡のフォローはなかったでしょう。毎回毎回きっちりとフォローしていればそれほどの人数が辞めたとも思えませんから。

魚住が辞めそうなときに田岡がフォローしたのは、魚住の身長が高いという才能があったからです。

もし魚住に何の才能もなければ、「じゃあこれに名前書いて」と退部届をあっさりと渡したと思います(笑)



余談ですが、芸人でアンジャッシュアンタッチャブルのザキヤマさんは高校時代、野球部だったのに監督に自分の存在を認識されてなかったそうです。

ポジションをコンバートしたくて、それを監督に言いにいったところ「君は野球部なの?」と監督に言われたと……

本人は今でこそ笑い話にされていますが、本当にきつい話です。

でもこれ、強い部活では珍しくもないと思います。たくさんいる部員を監督、顧問が認識していない。
教育としては問題あると思いますが、よくある光景でしょう。



田岡の話に戻りますが、田岡もザキヤマの監督と同じだとおもうんですよ。

自分が気にかけている部員(=才能がある部員)には熱心だけれども、そうでない部員は名前も覚えていない。

でなければ、そこそこ強い高校の部員が2人なんてことはありえないでしょう。





とここまで書きましたけれども、この記事は私の主観と推測によるのがほとんどです。

「自分はそうは思わない、田岡は良い監督だ」と思う方もいるでしょう。

答えは一つではないと思います。いろいろな受け取り方があっていいはずです。




この機会に『スラムダンク』を読み返してみてはいかがですか。

新たな気づきがあるかもしれません。