77e15a88b0d85956c1cff3c6a25ffb86_s

『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の〈喪128:モテないし回る〉の感想です。 









今回のわたモテを読んで
うっちーが平然とスマホを持っていたことや、「入らないのか?」の吉田さんがめちゃくちゃかわいいとか、久しぶりのこみちゃんとか、ポテンシャルさんが連れてる友達(制服着ていない)は一体誰なのかとか……言いたいことはたくさんありました。

でもそんなことを忘れさせるほどに




南さん、かわいそう!!!!





まあ、自業自得ではあるのだけれどもさすがにあそこまで言われちゃうと……


悪口なんて誰でも言ったことあると思う。確かに南さんに行き過ぎた部分はあったにせよ、あそこまではっきりと拒絶されると同情せずにはいられない。


共通の敵をつくるというのは仲間づくり、友達作りにおいては(正しいかどうかはおいといて)有効な手段の一つであるわけで、キョロ充というのはついついそんな手段をつかってしまうものである。


私自身、元キョロ充だ。悪口を言って仲間をつくるという南さんには感情移入せずにはいられない。


しかし冷静に考えてみると南さん、タイトルにも書いたがキョロ充としての素質が足りていないのではないかと思う。
悪口を言って仲間をつくるのはキョロ充あるあるだが、最低限のルールは守らなければならない。


それは悪口を聞いている相手を不愉快にしないということである。

そのルールを今回の(いや、今までのもそうだったのかもしれないが)南さんはあきらかに反している。




「なんで黒木なんかとつるんでるの」

一見、絶好球に見えなくもない岡田さんの言葉。だが残念。これはボールになる変化球である。しかもくそボールだ。
少しでも様子を見ようとしていたならば簡単に見逃せたろうが、仲良くなりたいと焦っていたのだろう。南さんは簡単に空振りしてしまう。


聞き手を不愉快にさせないためには、悪口の標的(もこっち)を聞き手(岡田さん、加藤さん)が好いていないことが大前提である。
では加藤さんと岡田さんはもこっちのことをどう思っているか。特に好意があるわけでもないだろうが、嫌ってもいないだろう。
この状態で悪口を言うのはすこしばかしハードルが高いかもしれない。


しかし南さんはそんなことおかまいなしといわんばかりに、もこっちの悪口を並べ立てる。
しかも聞いていても何も共感をよばない、南さんの主観をただただ並べ立てるだけである。

ここでは岡田さんの問いかけに対して「あー黒木さんってちょっと変わってる感じするよね」とか「気があうのかな」とでも言って様子を見るべきだった。
そこで食いついてきて初めて「そういえば自己紹介の時、彼氏募集中みたいなこと言ってたよね……あれ、何なん?」とでもしれいれば、何とか体裁を保てたはずである。


にも関わらず、あのキバコはだらだらと自分の主観のみで「気持ち悪い」だとか「調子乗ってる」だとか……まったくキョロ充の風上にも置けないやつである。



さらにひどいのはネモの悪口だ。

さっきも言ったが、聞き手が悪口の標的に好意をもってないことが大前提である。
去年一年間同じクラスだったのだから、ネモと岡田が仲が良かったのはずっと見ていたはずである。
ケンカ中だからアリだと思ったのか、絶交したとでも思ったのか、どちらにせよ会話の前の加藤さんの「そろそろ仲直りしたら」発言を聞いていないのだろう。

目の前のパンケーキに夢中になりすぎである。
だいたい目の前のお二人が飲み物だけにしているにも関わらず、自分だけパンケーキを食べているのもキョロ充にあるまじき行為だ。




極めつけは「別に誘ってないんだけど」発言に対する返し。(ここまで言われる時点でもうどうしようもないラインまで来ているのは間違いないのだが)

逆ギレ。もう最悪だ。
キョロ充ならばニヤニヤしながら「えー、ひどくな~い(笑)」とでも返すぐらいの心意気をみせてほしかったものだ。こう返せば相手も呆れて何も言わないか、加藤さんがフォローに入ってくれるはずだ。

そこで岡田さんが更に「いや冗談じゃないから」と真顔で返して、加藤さんもフォローに入ってくれない場合は……もうどうしようもない。「ごめん」とひとこと言って、黙って下を向くかその場を離れるしかない。





以上のことから南さんにはどうみてもキョロ充の素質がないのである。

と、ここまで南さんの態度についてダメ出ししてみたのだが、私は決して南さんを駄目だと言いたいわけではない。
むしろ逆である。あの岡田さんの言葉に対して逆切れした南さんは人間として救いがある。

あそこで、上にいったような返し方をするなら一生人の目を気にしながら生きていくことになる(経験談)。そういった意味では南さんには人の目を気にせずある種の陽キャラとして生きていける可能性を感じるのである。

今後の展開としては、恐らく南さんは真子に誘ってもらい(ゆりちゃんがOKするかは疑問ではあるが)一緒に行動することになると思う。


以上、喪128の感想でした。

この遠足で人間関係のゴタゴタは一気に解決しそう……
そうなると残りの問題は進路ぐらいで、最終回も近いのかもしれない……

ひとえにこう思う。

嫌だ!!!

ずっとわたモテを読み続けたい!!!